FLUSH
コマンドのいくつかのフォームは万が一スレーブに複製がされた場合に問題を引き起こす可能性があるため、ログの対象ではありません。(例:
FLUSH LOGS、FLUSH
MASTER、FLUSH SLAVE および
FLUSH TABLES WITH READ
LOCK)構文例は、項12.5.5.2. 「FLUSH 構文」
を参照してください。FLUSH
TABLES、ANALYZE
TABLE、OPTIMIZE TABLE そして
REPAIR TABLE のコマンドはバイナリ
ログに書き込まれ、スレーブに複製します。これらのコマンドはテーブル
データを修正しないため、通常は問題にはなりません。しかし場合によっては、何かしらの問題を伴う可能性があります。mysql
データベースの権限テーブルを複製し、GRANT
を使用しないでテーブルを直接更新する場合は、新たな権限を有効にするために、FLUSH
PRIVILEGES
をスレーブで実行してください。また、MERGE
テーブルにある MyISAM
テーブルの名前を変更する場合に FLUSH
TABLES を使用するときは、FLUSH
TABLES
をスレーブで手動で行います。NO_WRITE_TO_BINLOG
もしくはエイリアスの
LOCALを指定しない場合は、このコマンドはバイナリ
ログに書き込まれます。
