監視対象のサーバをダウン状態にしなければならない場合があります。この場合、まず、エージェントを停止します。エージェントを停止すると、「Server is unreachable」 イベントの生成を回避できます。
たとえば、バックアップのためにサーバを停止するとします。この手順を次に示します。
削除するエージェントを停止します。
サービス/デーモンを停止します。
バックアップを実行します。
サービス/デーモンを再起動します。
エージェントを再起動します。
エージェントを停止または起動するには、以下を参照してください。
Windows – 項2.3.5.1. 「エージェントの起動/停止: Windows」
Mac OS X – 項2.3.5.2. 「Agent の起動/停止: Mac OS X」
MySQL サービス/デーモンを停止するには、使用しているサーババージョンに適した MySQL リファレンスマニュアルを参照してください。このマニュアルは http://dev.mysql.com/doc からオンラインで参照できます。
上記の手順に従うことで、「問題なく」サーバをバックアップできます。これと対照的に、エージェントを実行したままサーバをダウン状態にすると、「Server is unreachable」 イベントが発生します。
エージェントを停止する場合、ルールに関連するロジックを変更することもできます。たとえば、ルール 「Server is unreachable」 のしきい値を変更することができます。
%server.reachable% == THRESHOLD
上記を以下のように変更します。
%server.reachable% == THRESHOLD && CURTIME() NOT BETWEEN '22:00:00' AND '23:00:00'
これにより、バックアップを実行できる午後 10 時~11 時まで、ルールは事実上停止します。
ルールの編集の詳細については、項6.3. 「ビルトインルールの編集」を参照してください。一定のサーバまたはサーバグループに関連するイベントをすべて一時的に中止することに関しては、項6.7. 「アドバイザブラックアウト期間」 を参照してください。