データベースサーバは定期的な保守を必要とし、その期間は Monitor Agents の活動を停止できます。ブラックアウト期間中は、ルールは評価されず、通知は保留になりますが、Monitor Agents は継続してデータ収集を行います。この点に関して、ルールをブラックアウトすることは無効化することとは異なり、データはそのまま収集され、リポジトリに保存されます。
ブラックアウト期間を有効にするには、次の URL をブラウザのアドレスバーに入力し、ホスト名、ポート、サーバ名を入力します。
http://localhost:18080
/rest?command=blackout » &server_name=SuSE:3306
&blackout_state=true
使用するホスト名およびポートが分からない場合、configuration_report.txt
ファイルで確認してください。必ず Tomcat
サーバへの正しいポートを指定してください。サーバツリーに表示されている名前を使用して、ブラックアウトするサーバを指定します。前述のように、必ず、コロンやポート番号を入れてください。
Dashboard のユーザ名とパスワードを問う、HTTP
認証のダイアログボックスが開きます。最初に管理者の証明書を指定します。デフォルトのユーザ名は
admin
です。最初に Dashboard
にログインしたときに指定したパスワードを使用してください。
サーバグループのブラックアウトを有効にするには、次の URL をブラウザのアドレスバーに入力し、ホスト名、サーバグループ名を入力します。
http://localhost:18080
/rest?command=blackout » &group_name=Finance
&blackout_state=true
HTTP 認証のダイアログボックスが開いたら、管理者の証明書を入力してください。
サーバがブラックアウトされたかは、Dashboard でサーバ名を見れば分かります。ブラックアウトされたサーバ名は、グレイアウト表示されます。
ブラックアウトされたサーバまたはサーバグループを再び有効にするには、適切な
URL
とクエリ文字列を使用し、blackout_state=true
名前/値ペアを blackout_state=false
に変更します。これも、管理者権限をもつユーザが行わなければなりません。
MySQL Enterprise Monitor を再起動しても、ブラックアウトサーバを有効にすることは できません 。