エージェントの無人インストールに使用できるすべてのオプションを表示するには、help
オプションを使用してエージェントインストーラを呼び出します(Windows
では、出力をファイルにリダイレクトする必要があります)。次のようなリストが表示されます。
正確なオプションは、インストーラを実行するオペレーティングシステムによって異なる場合があります。
Usage: --help Display the list of valid options --version Display product information --optionfile <optionfile> Installation option file Default: --unattendedmodeui <unattendedmodeui> Unattended Mode UI Default: none Allowed: none minimal minimalWithDialogs --mode <mode> Installation mode Default: osx Allowed: osx text unattended --debugtrace <debugtrace> Debug filename Default: --installer-language <installer-language> Language selection Default: Allowed: en ja --installdir <installdir> Installation directory Default: --mysqlconnmethod <mysqlconnmethod> Default: tcpip Allowed: tcpip socket --mysqlhost <mysqlhost> MySQL hostname or IP address Default: 127.0.0.1 --checkmysqlhost <checkmysqlhost> Validate MySQL hostname or IP address Default: yes --mysqlport <mysqlport> MySQL Port Default: 3306 --mysqlsocket <mysqlsocket> MySQL Socket Default: --mysqluser <mysqluser> MySQL Username Default: --mysqlpassword <mysqlpassword> Password for mysql user Default: --enableproxy <enableproxy> Enable Proxy (recommended) Default: 1 --proxyport <proxyport> Proxy Port Default: 6446 --managerhost <managerhost> Hostname or IP address Default: --managerport <managerport> Tomcat Server Port Default: 18080 --managersslport <managersslport> Tomcat SSL Port Default: 18443 --usessl <usessl> Use SSL? Default: 0 --agentuser <agentuser> Agent Username Default: agent --agentpassword <agentpassword> Agent Password Default: --proxyuser <proxyuser> User Account Default: root
インストールのオプションとその機能の詳細を次に示します。
--help
有効なオプションのリストを表示します。
--version
インストーラのバージョン番号も含め、製品の情報を表示します。
--optionfile
このインストールの設定オプションが含まれているオプションファイルの場所を指定します。
--unattendedmodeui
<unattendedmodeui>
無人インストールを実行するときに使用する
UI 要素。オプションは、none
(インストール中に UI
要素を表示しない)、minimal
(インストール中に最小限の UI
要素を表示する)、minimalWithDialogs
(インストール中に最小限の
UI
要素と入力済みダイアログボックスを表示する)
です。
デフォルトは none
です。
--mode <mode>
このインストールに使用するインストールモードを指定します。
--debugtrace <debugtrace>
インストール中にデバッグ情報を記録するときに使用するファイルの名前を設定します。
--installer-language
<installer-language>
インストーラで使用する言語を設定します。
--installdir <installdir>
ソフトウェアをインストールするディレクトリを指定します。
Windows の場合、デフォルトは C:\Program
Files\MySQL\Enterprise\Agent
です。
Unix の場合、デフォルトは
/opt/mysql/enterprise/agent/
です。
Mac OS X の場合、デフォルトは
/Applications/mysql/enterprise/agent/
です。
--mysqlconnmethod <mysqlconnmethod>
MySQL への接続に使用する接続方法を指定します。
オプションは tcpip
と
socket
です。
デフォルトは tcpip
です。
--mysqlhost <mysqlhost>
MySQL ホスト名または IP アドレス
デフォルトは 127.0.0.1 です。
--checkmysqlhost <checkmysqlhost>
MySQL ホスト名または IP アドレスを検証します。
デフォルトは yes
です。
--mysqlport <mysqlport>
MySQL に接続するときに使用する TCP/IP ポートを指定します。
デフォルトは 3306 です。
--mysqlsocket <mysqlsocket>
監視対象の MySQL インスタンスと通信するときに使用する MySQL ソケットのファイル名を指定します。
--mysqluser <mysqluser>
MySQL インスタンスに接続するときに使用するユーザ名を指定します。
--mysqlpassword <mysqlpassword>
MySQL インスタンスに接続するときに使用するパスワードを指定します。
--enableproxy <enableproxy>
プロキシを有効にします。これは推奨の設定で、Query Analyzer を使用する場合には必須です。
デフォルトは 1 (プロキシを使用する) です。
--proxyport <proxyport>
プロキシインターフェースに使用する TCP/IP ポートを指定します。
デフォルトは 6446 です。
--managerhost <managerhost>
MySQL Enterprise Service Manager のホスト名または IP アドレス。
--managerport <managerport>
MySQL Enterprise Service Manager のポート番号。
デフォルトは 18080 です。
--managersslport <managersslport>
SSL ベースの通信に使用する MySQL Enterprise Service Manager のポート番号。
デフォルトは 18443 です。
--usessl <usessl>
MySQL Enterprise Service Manager との通信に SSL を使用するかどうかを指定します。
--agentuser <agentuser>
MySQL Enterprise Service Manager と通信するときに使用するエージェントのユーザ名を指定します。
--agentpassword <agentpassword>
MySQL Enterprise Service Manager と通信するときに使用するエージェントのパスワードを指定します。
--proxyuser <proxyuser>
プロキシサーバのユーザアカウント。
デフォルトは root
です。