例として、このセクションでは、フリーな InnoDB
テーブルスペースの量を監視するための、データアイテムの作成方法を説明します。custom.xml
ファイルには、追加の class
エントリを指定するだけで、複数のアイテムを含めることができます。インストール時に追加される
custom.xml
ファイルには、エントリの例が用意されています。このファイルに次の定義を上書きするか追加します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <classes> <class> <classname>innodb_min_free</classname> <namespace>mysql</namespace> <query><![CDATA[SELECT MIN(substring_index(substring_index(table_comment," ",3)," ",-1)/1024/1024) as Free FROM INFORMATION_SCHEMA.TABLES WHERE engine = 'InnoDB']]></query> </class> </classes>
ファイルを保存したあと、設定内の
agent-item-files
パラメータに
custom.xml
ファイルが含まれていることを確認します。例:
[mysql-proxy] ... agent-item-files = share/mysql-proxy/items/quan.lua,share/mysql-proxy/items/items-mysql-monitor.xml,» share/mysql-proxy/items/agent-allocation-stats.lua,share/mysql-proxy/items/custom.xml ...
この設定を有効にするには、エージェントを再起動する必要があります。これには、こちらを参照してください:
Windows – 項2.3.5.1. 「エージェントの起動/停止: Windows」
Mac OS X – 項2.3.5.2. 「Agent の起動/停止: Mac OS X」
エージェントが起動したら、ルール定義
ページの データアイテム
ドロップダウンリスト内に、新しいデータアイテムが含まれています。完全修飾名は
mysql:table:innodb_min_free
です。