式が評価されると、変数は値と置換されます。たとえば、「MyISAM のキーキャッシュのヒット率が最適化されていません」 というルールの式の一部がヒット率を次のように計算するとします。
100-((%Key_reads% / %Key_read_requests%)*100)
%Key_reads%
の現在の値が 4522
で、%Key_read_requests%
の現在の値が
125989 であれば、ヒット率は 96.4% となります。
100 -((4522 / 125989) * 100)
慣例により、MySQL 提供のアドバイザは
‘%
’
を区切り文字として使用します。たとえば、%Key_reads%
などです。これは変数をより早く識別できるようにします。
式での使用に加え、変数はルールの
詳細
、Advice
、アクション
、リンク
属性でも使用できます。これで式の現行値の報告ができるようになります。
たとえば、「The current value of Key_reads is
%Key_reads%.」 というメッセージを
Advice
テキストボックスに追加できます。これが画面に表示されるとき、%Key_reads%
の値がそのテキストに代入されます。%Key_reads%
が 4522
という値だとすると、「The current value of
Key_reads is 4522.」
というメッセージになります。