Web ブラウザを開いて、アドレスバーに値を入力するのでなく、スクリプトを書いて、サーバをブラックアウトすることもできます。このセクションでは、コマンドラインから、実行できるブラックアウトスクリプトの例を紹介します。
次のファイルを作成し、blackout.pl
として保存します。
#!/usr/bin/perl use LWP 5.64; # USAGE: blackout.pl servicemanager:18080 admin password servername:3306 true # $ARGV[0] = management server hostname:port # $ARGV[1] = management server username # $ARGV[2] = management server password # $ARGV[3] = mysqld managed instance server name and port # $ARGV[4] = blackout state (true/false) my $browser = LWP::UserAgent->new; $browser->credentials( $ARGV[0], '', $ARGV[1], $ARGV[2] ); my $url = URI->new('http://'.$ARGV[0].'/rest'); $url->query_form( # And here the form data pairs: 'command' => 'blackout', 'server_name' => $ARGV[3], 'blackout_state' => $ARGV[4] ); my $response = $browser->post( $url ); if (!$response->is_success) { die $response->status_line . "\n"; }
Windows ユーザは、 shebang ラインを省略できます。
Unix システムでは、chmod +x blackout.pl コマンドを使用して、実行可能ファイルにします。
コマンドラインで blackout.pl
と入力します。
servicemanager:18080
admin
password servername:3306
true
使用するホスト名およびポートが分からない場合、configuration_report.txt
ファイルで確認してください。必ず Tomcat
サーバへの適切なポート番号を指定してください。サンプルのように、コロンとポート番号を含めて、サーバツリーに表示されていいる名前を使用して、ブラックアウトするサーバを指定してください。指定するユーザが、"管理者"
であることを確認してください。 ユーザを
"dba"
権限で指定しただけでは、サーバをブラックアウトすることができないし、エラーも出力されません。
サーバがブラックアウトされたかは、Dashboard
でサーバ名を見れば分かります。ブラックアウトされたサーバ名は、グレイアウト表示されます。ブラックアウトを終了するには、同じスクリプトを実行し、最後の引数を
false
に変更します。
MySQL Enterprise Monitor を再起動しても、ブラックアウトサーバを有効にすることは できません 。