.\" This file is automatically generated. Do not edit! .\" include the -mh macro file .so /usr/pkg/libexec/mh/tmac.h .\" This file is automatically generated. Do not edit! .\" written by MH-plus project .TH SORTM 1 MH.6.8 [mh.6] .SH NAME sortm \- メッセージをソートする .SH SYNOPSIS .in +.5i .ti -.5i sortm \%[+folder] \%[msgs] \%[\-datefield\ field] \%[\-textfield\ field] \%[\-notextfield] \%[\-limit days] \%[\-nolimit] \%[\-verbose] \%[\-noverbose] \%[\-help] .in -.5i .SH DESCRIPTION \fIsortm\fR はフォルダ内の指定のメッセージを、 それぞれのメッセージの \*(lqDate:\*(rq 行の時刻順にソートします。 `\-verbose' オプションをつけると、 \fIsortm\fR はソートされる順に実行中の動作を報告します。 `\-datefield\ field' オプションをつけると、 \fIsortm\fR は指定されたヘッダー行を使って日付比較を行ないます。 もし、それぞれのメッセージに、\*(lqBB\-Posted:\*(rq や \*(lqDelivery\-Date:\*(rq など、特別なヘッダー行がある場合、 `\-datefield' オプションで、その行を調べるように指定する事が出来る訳です。 `\-textfield\ field' オプションをつけると、\fIsortm\fR は指定された ヘッダー行のテキストでソートを行ないます。 もし、この行が \*(lqsubject\*(rq の場合、 前に付いている "re:" を取り除いたもので比較します。 いずれの場合でも、アルファベットと数字以外の全ての文字が取り除かれ、 その結果の文字列について、大文字小文字を区別せずに、 datefield を主、textfield を従として、ソートされます。 `\-textfield\ field' オプションをつけた場合、 もし `\-limit\ days' が指定されると、 互いに `days' 日以内離れた、 textfield の似たメッセージが一緒に現れる事になります。 `\-nolimit' を指定すると、期限は無限となります。 `\-limit 0' を指定すると、ソートは textfield を主に、date を従に行なわれます。 .\"Ex 例えば、Date: 行を主、Subject: 行を従で、並べる場合は次のようにします。 .ti +.5i sortm -textfield subject +folder .Fi ^$HOME/\&.mh\(ruprofile~^ユーザーのプロファイル .Pr ^Path:~^ユーザーの MH ディレクトリを決める .Ps ^Current\-Folder:~^デフォルトのカレント・フォルダを示す .Sa folder (1) .De `+folder' デフォルトはカレント・フォルダ .Ds `msgs' デフォルトは all .Ds `\-datefield date' .Ds `\-notextfield' .Ds `\-noverbose' .Ds `\-nolimit' .Co もし、フォルダが指定されれば、そのフォルダがカレント・フォルダになります。 もし、カレント・メッセージが移動する場合、 \fIsortm\fR は そのメッセージがカレント・メッセージであるという状態を保存します。 .Hi 以前は、日付を比較する際には、タイムゾーンは無視されていましたが、 今はそんな事はありません。 以前は、指定のフォルダ内にあり、`msgs' では指定されなかったメッセージは そのフォルダ内の最後に移動されていましたが、 今は、そういうメッセージはそのままの位置に残るようになっています。 以前は、\fIsortm\fP でフォルダ内のメッセージ番号並びが保存されない場合が ありました (例えば、メッセージ 1, 3, 5 がソート後は番号が付け替えられて、 1, 2, 3 になるなど)。 これはバグであり、現在は修正されています。 メッセージの番号並びを詰めるためには、 常に \*(lq\fIfolder\ \-pack\fR\|\*(rq を使って下さい。 .Bu もし \fIsortm\fR が date\-field の無いメッセージを見つけた場合、 もしくは、\fIsortm\fR が解析できない形式の date\-field を持つメッセージを 見つけた場合、 \fIsortm\fR はそのメッセージの相対的な位置関係を保存しようとします。 しかし、これは常にうまくいく訳ではありません。 例えば、もし最初のメッセージに解析できる日付行がなかった場合、 それは通常、ソートされたメッセージの一番最後に移動されます。 \fIsortm\fR が並べ直す事が出来なかったメッセージに関してエラーを出す場合、 並び替える前のメッセージ番号を示します。 しかし、それは並び替えた後のメッセージ番号を示すべきでしょう。 ソート範囲内に 数字だけから成るような(メッセージと見なせるような)名前の サブフォルダ等があると、 意味のないエラーメッセージと共にコマンド実行が失敗します。 .En