.\" This file is automatically generated. Do not edit! .\" include the -mh macro file .so /usr/pkg/libexec/mh/tmac.h .\" This file is automatically generated. Do not edit! .\" written by MH-plus project .TH PROMPTER 1 MH.6.8 [mh.6] .SH NAME prompter \- プロンプト形式のエディタ .SH SYNOPSIS .in +.5i .ti -.5i prompter \%[\-erase\ chr] \%[\-kill\ chr] \%[\-prepend] \%[\-noprepend] \%[\-rapid] \%[\-norapid] \%[\-doteof] \%[\-nodoteof] file \%[\-help] .in -.5i .SH DESCRIPTION このプログラムは通常ユーザーが直接起動する事はなく、 \fIcomp\fR、\fIdist\fR、\fIforw\fR、\fIrepl\fR から、 file で指定される RFC\-822 形式のドラフトの雛型を 操作するエディタとして働きます。 \fIprompter\fR はメッセージを高速に作成する事が出来るエディタです。 特に、遅いネットワーク(2400ボー以下)経由で \fIMH\fR を使う場合には有用です。 これは、 プロファイル・エントリにオプション等を指定もできる \fIMH\fR プログラムですが、 ユーザーが直接呼び出す事はありません \fIcomp\fR、\fIdist\fR、\fIforw\fR、そして \fIrepl\fR コマンドが、 `\-editor\ prompter' で指定された場合や、 プロファイル・エントリ \*(lqEditor:\ prompter\*(rq による場合や、 あるいは、\*(lqWhat now?\*(rq で `edit\ prompter' と指定された場合に、 \fIprompter\fR をエディタとして呼び出します。 \fIprompter\fR はドラフトの雛型の中に中身が空のヘッダー行を見つけると、 そのそれぞれについて、ユーザーに反応を求めるプロンプトを出します。 を打つと、そのヘッダー行をそのまま置いておきます。 また、`\\' を直前に置いた はそのヘッダー行が継続行として、 次の行に続く事を意味します。 継続行は必ずスペースまたはタブで始まらなければなりません。 中身が空でないヘッダー行はそれぞれ、ドラフトにコピーされ、端末に表示されます。 メッセージ・ボディの始まりは空行かダッシュの行で表されます。 もし、ボディが空でなかったら、プロンプト(これはファイルには書き出されない)は \*(lq--------Enter additional text\*(rq あるいは(`\-prepend' が指定された場合は) \*(lq--------Enter initial text\*(rq となります。メッセージ・ボディの打ち込みは end\-of\-file (通常 CTRL\-D) で 終了します。 `\-doteof' オプションをつけると、 ピリオドだけからなる行も end\-of\-file として認識します。 この時点で、処理は呼び出し元のプログラムに戻されます。 \*(lqWhat now?\*(rq と聞かれた場合は、 これに対する様々なオプションは \fIwhatnow\fR(1) を参照して下さい。 `\-prepend' オプションを使うと、 ユーザーは打ち込むテキストをメッセージ・ボディの最初の部分に追加し、 残りのボディをそれ以下に置くことが出来ます。 これは \fIforw\fR コマンドで有用です。 `\-rapid' オプションを使うと、 もしドラフトのメッセージ・ボディ部に既にテキストがある場合、 それをユーザーの端末に表示しません。 これは低速の端末に於いて有用です。 行編集文字の kill 文字と erase 文字は `\-kill\ chr' と `\-erase\ chr' で 指定出来ます。chr は文字または `\\nnn' 形式で、 \*(lqnnn\*(rq はその文字の八進数の値です。 ヘッダー行を打ち込み中に割り込み(通常 CTRL\-C)をかけると、 \fIprompter\fR とそれを呼び出した \fIMH\fR コマンドを終了します。 メッセージ・ボディを打ち込み中に割り込みをかけると、歴史的な理由により、 CTRL\-D と同じ扱いをします。 これは \fIprompter\fR を終了する事を意味します。 \fIprompter\fR へのオプションでない最初の引数は、 ドラフト・ファイルの名前と考えられ、 それ以降のオプションでない引数は無視されます。 .\" (\fIrepl\fR はエディタを二つのファイル引数と共に呼び出します。 .\" ドラフト・ファイル名と返信されるメッセージ・ファイル名です) .Fi ^$HOME/\&.mh\(ruprofile~^ユーザーのプロファイル ^/tmp/prompter*~^メッセージの一時コピー .Pr prompter\-next: \fIprompter\fR を終了した後で、呼び出されるエディタ .Ps ^Msg\-Protect:~^新しいドラフトを作る際にセットされるモード .Sa comp(1), dist(1), forw(1), repl(1), whatnow(1) .De `\-prepend' .Ds `\-norapid' .Ds `\-nodoteof' .Co 無し。 .Hh `\-rapid' オプションは特に \fIforw\fP コマンドで有用であり、 `\-noprepend' は \fIcomp\ \-use\fP で有用です。 ユーザーは \fIprompter\fR を別の名前で(例えば \*(lqrapid\*(rq)リンクを作り、 それのプロファイル・エントリに適切なオプション(例えば \*(lqrapid: -rapid\*(rq) をつけたいと思うかも知れません。 これは異なる \fIMH\fP コマンドに prompter を異なる呼び出し方をさせる事 (例えば、\*(lqforw: -editor rapid\*(rq)を容易にします。 .Bu \fIprompter\fR は \fIstdio\fR\0(3) を使うので、 ヌル文字を含むファイルを編集すると、それが失われてしまいます。 .En