.\" This file is automatically generated. Do not edit! .\" include the -mh macro file .so /usr/pkg/libexec/mh/tmac.h .\" This file is automatically generated. Do not edit! .\" written by MH-plus project .TH BURST 1 MH.6.8 [mh.6] .SH NAME burst \- ダイジェストをメッセージに展開する .SH SYNOPSIS .in +.5i .ti -.5i burst \%[+folder] \%[msgs] \%[\-inplace] \%[\-noinplace] \%[\-quiet] \%[\-noquiet] \%[\-verbose] \%[\-noverbose] \%[\-help] .in -.5i .SH DESCRIPTION \fIburst\fR は、フォルダ内の指定されたメッセージを Internet ダイジェスト (複数のメッセージをまとめて一つのメッセージにしたもの。RFC\-1153 も参照) だと考え、それらをフォルダ内に展開します。 `\-inplace' オプションをつけると、 ダイジェストは、ダイジェストの目次に置き換わります (元のダイジェストは削除されます)。 \fIburst\fR は ダイジェスト内に含まれるそれぞれのメッセージの格納領域を作るために、 フォルダ内の、そのダイジェスト以降の全てのメッセージ番号を付け替えます。 これらのメッセージは展開されたダイジェストのすぐ後に来ます。 `\-noinplace' をつけると、 ダイジェストはそのまま保存され、目次は作られません。 また、ダイジェストに含まれるメッセージはそのフォルダの最後の位置に来ます。 他のメッセージ番号はこれにより影響を受けません。 `\-quiet' オプションをつけると、 \fIburst\fR はダイジェスト形式でないメッセージに関しての報告をしません。 `\-verbose' オプションをつけると、 \fIburst\fR はダイジェスト展開中の動作を逐一報告します。 \fIburst\fR は、Internet ダイジェストに対して同様に、 \fIforw\fR や \fIsend\fR によって作成された転送メッセージや ブラインド・カーボン・コピーに対しても 同じようにうまく働く事が分かります。 .Fi ^$HOME/\&.mh\(ruprofile~^ユーザーのプロファイル .Pr ^Path:~^ユーザーの MH ディレクトリを決める .Ps ^Current\-Folder:~^デフォルトのカレント・フォルダを示す .Ps ^Msg\-Protect:~^新しいメッセージを作る際にセットされるモード .Sa \fIProposed Standard for Message Encapsulation\fR (RFC\-934), .br inc(1), msh(1), pack(1) .De `+folder' デフォルトはカレント・フォルダ .Ds `msgs' デフォルトは cur .Ds `\-noinplace' .Ds `\-noquiet' .Ds `\-noverbose' .Co もしフォルダが指定されれば、それがカレント・フォルダになります。 もし `\-inplace' が指定されれば、 展開される最初のメッセージがカレント・メッセージとなります。 これにより、\fIshow\fR でダイジェストの目次が、 \fInext\fR でダイジェストの最初のメッセージが読めるようになります。 もし `\-noinplace' が指定されれば、 最初のダイジェストから展開された最初のメッセージが カレント・メッセージとなります。 これは `\-inplace' を指定した場合と似た背景ですが、同じ状況ではありません。 .Bu \fIburst\fR プログラムは一つのメッセージから \fIburst\fR されるメッセージの 数に制限があります。 この数は 1000 メッセージのオーダーです。 \fIburst\fR された後のフォルダ内に存在できるメッセージ数には 通常、制限はありません。 \fIburst\fR はまとめられたメッセージの内の一つがどこで終って、 次のがどこから始まるのかを決めるのに、 洗練されたアルゴリズムを使っていますが、 全てのダイジェスト作成プログラムが このアルゴリズムを使っている訳ではありません。 悪い場合だと、 通常、\fIburst\fR はまとめメッセージの境界を早く見つけ過ぎて、 一つのメッセージを二つやそれ以上にも分割してしまう事になります。 こういう間違ったダイジェストを作るようなプログラムは修正されるべきです。 さらに、 最後のまとめメッセージの後の部分に現れるテキストは \fIburst\fR で分割 されたメッセージの中には現れません。 ダイジェスト形式のメッセージの場合だと、このテキストは通常 \*(lqEnd of digest\*(rq という文字列です。 \fIburst\fR に関しての、この、たぶん不親切なふるまいの結果、 `\-inplace' オプションを使う際には、 この最後にくっついた情報は無くなってしまうという点に注意して下さい。 でも実際問題としては、これは問題ではありません。 通常、通信相手は、 注釈は、最初のまとめメッセージの前のテキスト部分に置くだろうし、 この前の部分の情報は無くならないからです。 .En